これからは裸眼で快適に生活


これからは裸眼で快適に生活ブログ:02-11-13


生まれた当時はモノクロの、わしのアルバム。

産着に包まれていても、母親の腕に抱かれていても、
動物園のキリンさんの前でも…
やたらと泣き顔の多いわしの写真。

今もかわらずの泣き虫っぷりに
そして人見知りっぷりに、恥ずかしくなることしきりです。

そんなわしに初めて出来た仲間は、
通っていた小学校の教頭先生のお嬢さんだったように思います。

はきはきしていて優等生、ピアノが上手だった彼女は、
色が黒いことがちょっぴりコンプレックス、だけどとてもお茶目。

自己主張することが苦手だったわしですが、
初めてケンカをしたのもこの仲間でした。

きっかけは本当にちょっとした事で、
「横断歩道のボタンをどっちが押すか」ということ。

結局その日は最後までくちを聞かずに、
家に帰ってから落ち込んでいたのを覚えています。

「ごめんね」そう言えたらよかったのに…
たっぷりたっぷり後悔しながら布団の中でなかなか眠れず…

次の日、勇気を出して、
わしが「ごめんね」を伝えたときの
仲間の恥ずかしそうな顔は今も覚えています。

わしの右の大腿部には大きな火傷跡があるのですが、
健康な皮膚の上にくっきりと地図のようにのっかかっていて
「気持ち悪いヤツ」などと
同級生や上級生の男の子にからかわれていたのを見つけ、
助けてくれたのもその仲間。

大人になり、数十年後に
「とても嬉しかったのよ」と伝える機会があったとき
「そんなことあったっけ?」と言いながら、
喧嘩をした次の日の仲直りの後と同じ、照れくさそうな顔を
わしに見せてくれました。

人間って意外と、
自分が感謝されるようなことをしてきたことって
すっかり忘れている事が多いですね。